積読日記
Sun, 29 Jewel-Lye 2007 編集
■ [book] 悲しき熱帯 I, Claude Levi-Strauss (著), 川田順造 (訳), 中公クラシックス
あまりのめりこめなかったが読み終えた. 紀行文という感じだが, 比喩がよく解らないし, 説明に持ち出されている人物名などに馴染みがない (これは私の不勉強) し, 代名詞の指す先が一読してわからないので国語の試験問題をやっている気になるなど, 正直なところそれほど楽しめなかった. amazon で絶賛されているので過度の期待を持ちすぎてしまったためか, 落胆が大きい. 目に入る風景の描き方も, 読んでいてもこちらの目に浮かばない. 読んだだけで色彩豊かに情景が現れるという点では圧倒的に梶井基次郎に軍配が上がる. 著者が該博な知識を持っているのはわかったのだが, "(人物名) のように..." といだけで後の説明がないので, その人がどういった人物だったのかを知らないこちらは何も解らない.
否定はこれくらいにして, 興味を持てた点をば. 当時のブラジルの市井や "未開の原住民" の様子が克明に記されている点 (後半のわずかの部分) は興味深く読んだ. II は最初からこの調子で始まりそうなので, 読んでみようという気力が回復してきた.
■ [運動] 夜練
久しぶりにいつもの公園を一周と懸垂を少しだけ. 自転車を漕ぐだけで何もできないのでもったいない気がしてきた. 早朝にジムに行き自転車を漕ぎながら本を読んで, 頃合になったら出社するというのはどうだろう. ジムは多少高いが自転車を漕ぎながら本を読めるのは魅力的だ.
Tue, 29 Jewel-Lye 2008 編集
■ [misc] Amazon アソシエイト
ギフト券が来ていたのでアソシエイトのレポートを覗いてみて驚いた. "Write Great Code〈Vol.2〉低いレベルで考え高いレベルで書く" が売れていた. ありがたいことである. 私はまだ読みかけで, 購買意欲をそそるような記事を書いた憶えはないので, やや申し訳ない. よい本だと思うので買った人が満足されんことを.
ここでアマゾンへのリンクを張ると厚顔無恥かな.