積読日記

■ [misc] 読めるかな？

理系検定のほうはさっぱりだったが, こっちのほうは面白くて何回も繰り返していたら 2824 まで出た.

■ [game] ウィザードリィ外伝〜戦闘の監獄〜

遅めの夏休みということでほったらかしになっていたウィザードリィを引っ張り出してきた. 久しぶりにマッピング欲を刺激されて猛烈にのめりこんでデュエルの洞窟までマッピングし終えた. マッピングには D-Mapping を利用していたのだが, 次のリュードの洞窟の 24x24 というサイズには対応しているものの, ウィンドウサイズが大きくできなくて全体を見渡すことができずにスクロールしないといけないのでどうにも使いにくい. と思っていたら, 後継版の D-Mapping2 というのが出ている.

■ [book] 電波利権, 池田信夫 (著), 新潮新書

電波をどうやって割り当てているのか, 電波の利用に関してどんな問題があるのか, をよく知らなかったのでとても興味深く読めた. しがらみが多すぎてすぐにどうこうできる問題ではなさそうなことだけはよくわかった.

■ [book] ドラル国戦史 (5) 水晶砦の攻防, David Eddings/Leigh Eddings (著), 宇佐川晶子 (訳), ハヤカワ文庫FT

会話の軽妙さで持っているが, ほとんど惰性で読んでいる. 味方側が圧倒的過ぎて深刻な危機に陥ることがないので手に汗握れない, 敵側に人間臭さがなくとても薄っぺらなのでただの障害物を取り除く作業に思える, などどうしてもこのシリーズにのめりこめない. 全巻が訳出し揃うまで待って, 一気呵成に読んだほうがよかったか.

■ [self] 家賃

先月分を振り込むのを忘れているのに気がついて慌てて振り込んだ. 月末になったらメールを送ってくれるようにリマインダの設定をしておいた.

■ [programming] NVAPI で遊ぶ

NVIDIA の GPU や driver へ直にアクセスできる API が公開されている. 細かい所まで手を出せるので差別化になるのはわかるが, Microsoft が取りまとめている DirectX のような一般的な API で共通に扱えるほうが開発コストが低くて便利でもあるので, このあたりの API の選択は悩ましいところだろう. Video Control のような実用的な機能は NDA で制限されているので, public な部分だけで少し遊んでみた.

#include <cstdio>
#include "nvapi.h"
bool Succeeded(NvAPI_Status status)
{
	return NVAPI_OK == status;
}
void Log(const char* funcName, NvAPI_Status status)
{
	NvAPI_ShortString msg;
	NvAPI_GetErrorMessage(status, msg);
	fprintf(stderr, "Failed to %s: %s (0x%08X).\n", funcName, msg, status);
}
int main()
{
	NvAPI_Status status = NvAPI_Initialize();
	NvAPI_ShortString version;
	status = NvAPI_GetInterfaceVersionString(version);
	if (Succeeded(status)) {
		fprintf(stdout, "%s\n", version);
	}
	NvPhysicalGpuHandle physicalGpuHandles[NVAPI_MAX_PHYSICAL_GPUS];
	NvU32 numGpus = 0;
	status = NvAPI_EnumPhysicalGPUs(physicalGpuHandles, &numGpus);
	if (Succeeded(status)) {
		for (NvU32 i = 0; i < numGpus; ++ i) {
			NvPhysicalGpuHandle handle = physicalGpuHandles[i];
			NV_GPU_TYPE gpuType = NV_SYSTEM_TYPE_GPU_UNKNOWN;
			status = NvAPI_GPU_GetGPUType(handle, &gpuType);
			if (Succeeded(status)) {
				fprintf(stdout, "GPU type: %d\n", gpuType);
			}
			else {
				Log("NvAPI_GPU_GetGPUType", status);
			}
			NV_GPU_BUS_TYPE busType = NVAPI_GPU_BUS_TYPE_UNDEFINED;
			status = NvAPI_GPU_GetBusType(handle, &busType);
			if (Succeeded(status)) {
				fprintf(stdout, "BUS type: %d\n", busType);
			}
			else {
				Log("NvAPI_GPU_GetBusType", status);
			}
		}
	}
	return 0;
}

■ [game] ウィザードリィ外伝〜戦闘の監獄〜

夏休み中にかなり進んだ. リュードの洞窟もクリアし, 村正も入手した. テッドの洞窟のために新規キャラクタを作って, メンバは, ロード, 侍, 僧侶, 盗賊, ビショップ, 魔法使いでボーナスが 39-50 と無駄に高い. まだアイテムもモンスタも埋まっていない.

■ [book] 恋ぐるま (一), 吉川英治 (著), 吉川英治文庫

これは読んでなかったのでワクワクしながら読めた. 怪人蜘蛛の陣羽織は, 後のスパイダーマンである.

■ [book] 恋ぐるま (二), 吉川英治 (著), 吉川英治文庫

話の筋が気になって急いで読み終えた. 一向に話が収束しないのでどうなっているのかと思ったら, 本書は未完だった. 怪人蜘蛛の陣羽織の正体や豊臣党の働きや仙石糺の本心や二階堂典兵衛の下手人など, 一人胸の内に秘めたまま鬼籍に入ってしまうなんて. 悶々としたがどうしようもない.

■ [book] お千代傘, 吉川英治 (著), 吉川英治文庫

読んでなかったので新鮮な気分で読み終えた. 安政の大獄の頃の女密偵を題材にした伝奇小説. いつものように危機に陥ってあわやというところで助けが入ったり, 思わぬ人間関係が明らかになったりと息もつかせぬ展開で, 最後の方でどんでん返しもありと, 小品ながら吉川英治の伝奇小説の典型的な作品である. 主役のお千代の側の人間にあまり好感が持てなかったが, 話のテンポはよい.