積読日記
Mon, 01 Jamboree 2007 [長年日記] 編集
Wed, 03 Jamboree 2007 [長年日記] 編集
■ [book] 90分で学べるSEの思考術, 開米瑞浩 (著) , 日経BP
ここの所ずっとお気に入りの開米さんの本. 対象を理解するということにおいてこの人ほど徹底することを意識して人に伝えようとしている人を知らない. 与えられた対象を理解する方法を, 斎藤孝で言う所の技化するところまで落とし込んでいる. ITエンジニアにも必要な国語力は非常にお勧め. 開米さんの blogを見つけた.
■ [book] 「わからない」という方法, 橋本治 (著), 集英社新書
謙遜しているようで余り謙遜していなかった所だけが印象に残った. やっぱり読んですぐに書かんといかんわな.
Fri, 05 Jamboree 2007 [長年日記] 編集
■ [book] 国家の品格, 藤原正彦 (著), 新潮新書
ついでに読んでみた. 言いたい事はわかるのだが, 読む人にとって都合のよいように読まれてしまってまずいと思う. ネタとして読むととても面白いのと, とても偏っているという指摘もあると最初に断っている所が救いか. ネタ本なのに書店のキャッチコピーなどは軒並み真面目な意味で絶賛しているのはまずいだろう. 面白かったのは, "「武士道精神」によれば「卑怯」に抵触します" というくだりで, 電車の中で笑いを堪えるのが大変だった. 経済などの専門外の分野への言及は勇み足だったようで方々で叩かれていた. 間違った公理系からどんなに正しく論理的に演繹しても間違った結論しかえられないというのはとても数学者らしくてよかった. 話がかみ合わない人と議論するたびに実感してしまう.
新潮新書を少し読んでみて傾向が大体わかった. 字が大きくて薄くて 90 分程度しか持たない.
Sat, 06 Jamboree 2007 [長年日記] 編集
■ [book] ふつうのHaskellプログラミング, 青木 峰郎 (著), 山下 伸夫 (著), ソフトバンククリエイティブ
帰省中にコードを書いて試しつつ読んだ. 関数型プログラミングと Haskell の文法のどちらにより戸惑ったかはわからないが, 学び始めのなんともいえないもどかしさを味わった. 遅延評価の威力で無限が扱える (もちろん, 無限の内の有限部分を相手にした場合だが) など, 意識が変わる部分が少なくなかった. 確か Kent Beck だったと思うが, 新しい言語を学ぶときにまずは xUnit を書いてみるというのを見た覚えがある. 自分も何かひとつそういったのを持っておきたい.
Sun, 07 Jamboree 2007 [長年日記] 編集
■ [computer] update Vine Linux from 3.2 to 4.0
アップデートするとおかしくなったので, 一からインストールしなおした. 練習用に作っていた svn のリポジトリは失われてしまった.
■ [computer] install GHC to Vine Linux 4.0
Haskell コンパイラの実装の一つ GHC (Glasgow Haskell Compiler) を Vine Linux 4.0 にインストールした. GHC 6.6 ダウンロードのページから, Generic Linux with glibc 2.3 を拾ってきた. spec ファイルがなくとも, CheckInstall を利用することで, RPM が作成できるとの事でやってみた.
tar jxvf ghc-6.6-i386-unknown-linux.tar.bz2PC が非力なのかとても時間がかかったが, RPM の管理化に置かれた状態にしてインストールを済ますところまで行ってくれた.
cd ghc-6.6
./configure
checkinstall