積読日記
Mon, 17 SapTimber 2007 編集
tDiary 1034日目
■ [book] ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成, 池田信夫 (著), 日系BP社
読んだ. ウェブを主にした情報処理が密接に絡むことが多いので, よく知らない分野の話題でも読み進める手がかりとなって助かった. 地デジ関連では, 日本の技術の粋を集めて間違った方向に邁進しているのではないかと危惧され, "馬はいい, 御者もいい, 旅費もたんとある (でも方向が間違っている)" という故事成語 *1が頭に浮かんだ. 本書では多岐に亘って旧弊が指摘されており, このままいくと大変なことになるのではないかと心配になる.
*1 北行して楚に至る, というそうだ
■ [computer] 米AMDのフィル・へスターCTOに聞く、Barcelonaのすべて (マイコミジャーナル)
読んだ. SSE5 の命令セットはまだ詳しく見ていなかったが, packed 16bit 浮動小数の命令が追加されており, Fusion 以降を見据えての命令セットの選定とのこと. ここで Intel と命令セットが大きく分裂して混乱しなければいいのだけど.
■ [computer] "GeForceの父" David Kirk博士、東大で並列コンピューティングについて講演 (マイコミジャーナル)
読んだ. こちらは GPGPU の話題. 各社それぞれ, 専用と汎用の間でトレードオフを見比べて落とし所を探りながらユーザの反応を伺っているという様子かな.
■ [漢字] 第三回
四字熟語は壊滅し, 他もあまり書けず散々だった. 123/200.- 春蛙秋蝉 (しゅんあしゅうぜん): 無用の言論. 春のかえると秋のせみ. いずれもやかましく鳴きわめく. (出典: 物理論) (類義語: 蛙鳴蝉噪)
- 終南捷径 (しゅうなんしょうけい): 終南山には仕官の近道がある. また, 正規の段階をふむことなく官職につく法をいう. (出典: 新唐書, 盧蔵用伝) (類義語: 南山捷径)
- 舞文弄法 (ぶぶんろうほう): 法を都合のいいように解釈すること. (出典: 史記, 貨殖伝) (類義語: 舞文巧法)
- 天造草昧 (てんぞうそうまい): 天地の開けはじめ. (出典: 易経, 屯)
- 烏飛兔走 (うひとそう): 歳月がせわしく過ぎ去ること. (出典: 荘南傑の傷歌行) (類義語: 烏兔匆匆, 露往霜来)
- 孟仲叔季 (もうちゅうしゅくき): 兄弟姉妹の長幼の順. (類義語: 伯仲叔季)
- 粟散辺地 (ぞくさんへんち): 粟粒の散らばったような世界の果ての小さな国. (類義語: 粟散辺土)
- 堅牢堅固 (けんろうけんご): かたくてじょうぶなこと. (類義語: 堅固不抜)
- 長汀曲浦 (ちょうていきょくほ): はるかに続いている海岸線.
- 桂殿蘭宮 (けいでんらんきゅう): 非常に美しい宮殿. (類義語: 金殿玉楼)
投稿日時 : 2007年09月19日 00:16