積読日記
Thu, 28 JeJune 2007 [長年日記]
tDiary 953日目
■ [book] 揺籃の星 (下), James Patrick Hogan (著), 内田 昌之 (訳), 東京創元社
下巻も読み終えた. "SF 読みなら突っ込みどころ満載の無理やりな理論が...", という記述を, 本書の解説や web の書評で見かけたが, 特にそんな感想も抱かなかった. これらの理屈が牽強付会であると証明できるほど該博な知識を持ち合わせていないので, 単純に感心して楽しんだ. 上巻で SF としての役目は終わり, 後半は冒険小説となっている. 星を継ぐものほどなどんでん返しが待っている謎解きではなかったのが残念. 本書で積み残した課題はシリーズの続きで取り組んでいくんかな.
投稿日時 : 2007年07月02日 01:39