積読日記

■ [日本語] つらい/づらい (辛い) と にくい (難い) の使い分け

〜しづらい, の類の何でもかんでも "つらい" を使う傾向が嫌なので使い分けについて再考した. "つらい" は心理的な困難がある場合に使い, "にくい" は肉体的, 技術的, 論理的な困難がある場合に使うと, 私の感覚にピッタリくる. 例えば, 食べるについては,

• この箸は短くて食べにくい
• 衆目が気になり食べづらい

で, 道を通るという状況では,

• この道は狭くて通りにくい
• この道は大きな犬が吠え掛かってくるので通りづらい

というように使うとしっくり来る. ついでに, "ずらい" は誤りで "つらい (辛い)" の濁った "づらい" が正しい.